キーボード分解掃除

ここ数年パソコンをいじっていて、タイピングが下手になったなぁと。以前はタイピングゲームで結構良い成績を出す時もあったのに。特に今のメインPCを購入してから打ちミスが多発しています。キーボードのせい?

メインPCで使っているキーボードはPCに付属してきた物で、特に選んで買ったものではありません。種類としては、デスクトップ用で一番一般的なメンブレンと呼ばれるタイプの薄型です。

この種類はノートパソコンに使われているパンダグラフタイプと違い、キーの中央を押さないと打てない(引っ掛かって動かない)のです。昔ながらの深いキーボードは、キー上面にカーブが付いていて、自然と指がキー中央に当たるよう計算されていますが、私が使っている薄型はキーが平らなので、油断するとキーの端に指先が行ってしまい、打てなかったり二度打ちになってしまったり。また、押した時にグラつきがあるのも打ちにくい原因の一つかもしれません。

最近の日本語入力システムは、少し打てば候補がサッと出てきてくれますから、多少打ちにくくてもそんなに困らないのですが、できれば打ち易いほうがいい。買い替えるのも高いし、家にある物で何とかならないか?と。

まず、メインより打ち易いサブPCのキーボードと入れ替えようとしましたが、接続口がPS2で、メインPCにはそれがありません。試しに300円ぐらいのUSB変換アダプタを買ってみましたが、2本を1つ口に接続するタイプだった為、複合デバイスとして認識され、日本語キーボード扱いされません。具体的には変換キーで変換出来ずスペースで変換、アンダースコアとエンマークのキーが反応しない。これはまずい。でも他のアダプタをまた買うのも何だかなと。

そこで目を付けたのが家族が使わなくなった古いキーボード。10年間、使い倒したという深型のメンブレンです。好きに使っていいと言われたので、有難く拝借する事に。

しかし、ろくに掃除もせずに長年使われてきた物ですから、そのままでは触る気もしないぐらい汚れています。掃除機で吸ってみましたが、皮脂汚れを含むせいで、埃さえほとんど取れません。

ここまで来たら分解するしかない!やり方を調べ、いざクリーニング。まず、キー配列が分からなくならないように写真を撮ります。そしてキートップを外すのですが、専用器具を買うのも勿体ないので、マイナスドライバーを2本、左右から差し込み、テコの原理で持ち上げます。あ、取れた。取れましたが…。

わりとガッチリはまっているので、ぴょーんと飛んでいきます;方向もてんでバラバラ、酷いと隣の部屋までコロコロと;その度に拾いに行くのですが、気分はもう千本ノック(そんなに無い)。全部外してから拾い集めれば?と言われそうですが、家具の隙間とか机の奥とか、飛んでいった場所を全部覚えておけませんから、どう考えても拾い残しが出るので。

そんなこんなでキートップを外し、本体を掃除。無水エタノール推奨とありましたが、塗装が剥がれる事があると聞き、重曹を水に溶かした物と綿棒、爪楊枝、キッチンペーパーや布で。水分が奥に入らないよう、ティッシュペーパーで押さえながら、硬く絞った雑巾ぐらいの湿り気で作業。重曹は後で丁寧に拭き取らないと残って白くなります。

キートップのほうは水(湯)洗い。桶に湯を張り液体石鹸を溶かし、キートップを漬け込み、数時間経ってから、歯ブラシで一つ一つ、全部の面を泡ブラッシング。夜中に眠気と闘いつつやっていたもので、途中で気が遠くなりそうになりましたが、「10年分、10年分の汚れなんだからっ。」と自分に言い聞かせて。やっと洗い終わり流水ですすぐと、汚れはすっかりきれいになりました。

完全乾燥させる為、キッチンペーパーの上に並べて1日置きましたが、内側に溜まった水が、なかなか乾かないので、一つ一つ指でつまんで水滴を降り落とし、エアコン暖房の下へ。半日で乾きました。

後は、最初に撮影しておいた写真のキー配列を見ながら本体に取り付け。矢印キーの向きに少し悩み、左右のAltは同じ物か??と検索しても分からず、多分これが左?と勘任せ;やっとこさ掃除完了。

試すと、わりと打ち易いです。少し重いので長時間だと疲れるかもしれませんが、自分の薄型よりは余程、快適です。私のは文字プリントが一部、消えてきていましたが、これは質が良いのか全く消えていません。これなら、まだしばらく使える事でしょう。