文房具屋探し

一応、たまに絵を描いたりする人間なので、家には少々、絵があります。と言っても水彩やペン、色鉛筆のイラストですから、キャンバスに描く油絵なんかとは違い、そんなに場所も取りませんが、擦れても平気なインクの線画以外はそのまま重ねて置く訳にいきません。

学校の課題で描いた作品の保護には、トレーシングペーパーを掛けなさいと決められていたので、保管方法もそれでいいかとトレーシングペーパーを探した所、持っていたのが古くなりオレンジの斑点が出ていたので、数年前に捨ててしまった事を思い出しました。

そこで、画材屋か大きめの文房具屋に行こうとしたのですが、そう言えば最近、その手のお店がどんどん無くなっている事に気付きました。子供の頃からよく買い物に行っていた街にあった巨大なユザワヤ。ユザワヤと言えば手芸用品を思い浮かべると思いますが、その店舗は画材も豊富に揃っていて、大抵の物は手に入りました。が、移転して駅前のビルの一角に収まり、手芸用品専門店になってしまいました。

本屋の隅に文房具も置いてあったりしますが、本屋も含めて近所の文房具を置いている店が次々と閉店してしまったので、仕方なく家から少し離れたスーパーの文具売り場へ行ってみました。でも、トレーシングペーパーは無く、うつし絵紙という子供向けの小さな紙が置いてあるだけでした。

ネット通販かぁ、でも数百円ぐらいの物は合わせ買いしないと送料がかかるし、今、他に買う物無いしなぁと思いながら検索してみると、枚数が多い高めの老舗メーカー品しかありません。使用目的は絵の保護で、トレースに使う訳ではないので、そんなに高品質でなくて構わない、もっと安いのは無いかしらとレビュー欄を見ると、「枚数が少ないのならダイソーに売っています」という内容の書き込みが。

画像検索から探したら、ありました、ダイソー商品に。大型店にだけ置いているようで最寄りのダイソーには見当たりませんでしたが、A3とA4サイズがあり、A4の20枚入を入手。ちょっと薄めかな?とも思いますが、厚いのは嵩張ってかえって不都合ですから、これで十分です。

考えてみたら、100円ショップには日常で良く使う便利な文房具が沢山並んでいて、このメーカーのこれじゃなきゃ、と指定した物を買い求める時以外は、100円ショップを幾つか回れば文房具屋が無くても事足りてしまいます。筆記用具やセロテープ等は有名メーカーの品も置いていますしね。

見渡す限り事務用品が並んでいる文房具屋も好きな私としては、ネット通販に押されてリアル店舗が減るのは悲しいですけど、これが時代の流れと受け止めるしかないですね。今回は幸い100円ショップで見つかったものの、あまり一般的ではない物は遠くの専門店へ行くか、外すのを覚悟でネットで買うしかなくなったんだなぁと改めて確認させられました。